【ベース】話題沸騰中の〈星野源/恋〉のベースを徹底解説!!


BTree Music School ベース講師 ベースケ(Basske)です! 


 人気ドラマ【逃げるは恥だが役に立つ】(逃げ恥)より

恋ダンスなどでも社会現象にまでなっている、話題沸騰中の星野源さんの〈恋〉をベースで弾いてみました!


動画では曲の後半部分を抜粋して弾いています。
後半サビ部分からベースソロに繋がるようになっています。


今回はこの曲のベースラインを譜例と合わせて【徹底解説】し、後半のソロをどのようにして作ったかに触れていきたいと思います。






【サビ部分のベースラインを解説!!】


【譜例、後半サビ】


実際にベースを弾いている【ハマオカモト】さんのベースの音が良いですよね!

なので私もフェンダーのプレベで弾いてみました。【Fender USA American Vintage 62 Precision Bass】


曲調はゆったりなのですが、意外にもテンポはそこまで遅くはないです。

それはこの曲のビート自体が16ビートだからです。


この曲のベースを弾く時のポイント

  1. 四分音符を弾いている時も、体では16分音符を感じる!
  2. 四分音符でゆったりと弾いていても、小節の縦のラインはタイトにキメる!


ベースライン自体は、指やリズム的にはそこまで難しくはありません。

でも心地良いグルーヴを出すには、結構難しい曲です。


ベースの役割としては、ゆったりと感じつつも体では細かくリズムを感じ、ルーズとタイトの両方のニュアンスを出してバンドの推進力を保つことです。


ジャズの4ビートに少しニュアンスが似ていますが、あんまり跳ねてはいけません。

16分のチョイハネぐらいで弾けると、踊りだしたくなるニュアンスがプラスされますが、この繊細なリズムをコントロールするには、メトロノームなどでのリズム練習が必要となってきます。


またベースラインはルートや5thを中心に作られており、難しい音は使われていませんが

5小節目のベースラインは、開放弦をうまく使い、ルート、3rd、5th、オクターブと跳躍をつけ動きをつけています。


このような曲は、ゆったりとしている分あまりベースで埋めてしまうと、曲の雰囲気を壊してしまうので、どこでフィルを入れて鮮やかに曲を彩るかベーシストのセンスが試させれます。





【後半ソロ部分のベースラインを解説!!】



サビ部分と雰囲気が変わり、ギターのタイトでキャッチーなリフから、後半につれ他の楽器隊も動き出しどんどん盛り上がっていく感じになっています。


こちらのベースソロは私が作ったので、譜例の用意がありません、、


ベースソロを作った時のポイントは


  1. ベースソロというより、ベースラインをどんどん発展させていく!
  2. 二小節目のコードCdimでディミニッシュらしさを出す!
  3. うねるようなニュアンスを出していく!
  4. リズムの縦の線はかなりタイトにキメる!


ソロ部分は4小節のコード進行の繰り返しとなっています。

毎回Cdimというコードが出てくるのですが、ノンダイアトニックと言われるコードで、このコード進行の中では響きが特徴的となっています。


特徴的ということは、そこでそれらしさを演出できると、曲の独特な雰囲気を前面に出すことができるのです。なので随所にディミニッシュフレーズを入れました。


ディミニッシュが難しいという方は、そこだけAマイナーの音を入れるとかっこよく決まると思います。


ハイポジションのフレーズや和音を入れることで、後半の盛り上がりを演出するとドラマッチクな展開になります。



ソロ部分は、ベースラインを変えたり、ベースソロを入れやすい部分だと思いますので、これからバンドでやりたい方は、是非オリジナルラインを作ってみてください。

そうすると他のバンドに差をつけられます!


文章では中々伝わりにくい部分もありますので

どうやって作ったらいいのか悩んでいる方は、お気軽にご相談くださいませ!





ベース講師 ベースケ(Basske)





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ベースの一覧。【音楽理論】1.音程や度数を使った数え方 - 音楽理論の本を読んでいると、必ず出てくる言葉だと思います。これが分からないと内容もあまり理解出来ないので覚えてしまいましょう!ブログでの解説にも頻繁に使用します。音程とは?音から音への距離を音程(おんてい)と言い、音程では度(ど)という単位を使って表します。基本的な音程の呼び方と、音程の種類を見ていきましょう。度数の数え方音程を数字と度を使って表すことを度数(どすう)と言います。ここでは分かりやすいように、ドの音(3弦3フレット)を基準に考えていきましょう!元になる音から、1度・2度・3度というように数えていきます。また同じドの音でも、0度ではなく、ここからを1度として数えていきます。数え方は単純に音階(この場合はメジャースケール)をイメージして数えていきましょう。ドが基準となると、ドレミファソラシドとなります。それぞれの音がドから何番目の音かを数えていきます。例えばドからミは3番目の音なので、3度。ドからシは7番目の音なので、7度。また音程にもこのような種類があります単音程1オクターブ内の音程ドが基準になると、ドレミファソラシド、1度から8度となります。複音程1オクターブ以上の音程ドが基準になると、ドレミファソラシド以降の音、8度以降の音となります。また複音程の場合は、1オクターブ3度といったように単音程と組み合わせて書く場合もあります。ベースを使って度数を数えてみよう!ここでベースを使って簡単に数える方法を教えていきます!まずはドを基準に考えていきます。ここで指板上の3弦3フレット(ドの場所)をイメージして下さい。ドとそれぞれの音の位置関係はこのようになります。

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