【ベース】マーカスミラーを徹底解説 !【スラップ編】

BTree Music School ベース講師 ベースケ(Basske) です。

最近肌寒くなってきましたね。ベーシストの皆さん演奏前はウォーミングアップや手を少し温める事を忘れないようにしましょう!油断すると思わぬ怪我につながってしまいます。


前回のブログではマーカスミラーを少し解説しましたが、今回は少し掘り下げて演奏動画と共に解説していきたいと思います。


一曲目はジャコパストリアスでおなじみの【Teen Town】です。

ティーンタウンはレジェンドベーシスト【ジャコパストリアス】の名曲の一つです。

マーカスミラーも十代の頃は、朝から晩までジャコのコピーに明け暮れたそうですが、ある時自分のスタイルを確立するために追い続けるのはやめたそうです。

そんな尊敬してやまないジャコの曲をカバーしているのですが、こんな速いパッセージのフレーズをまさかのスラップで弾いてしまう。普通にやっても面白くないというのは分かりますが、まさかスラップでやってしまうとは、、


演奏解説

冒頭のオクターブや7thを使ったフレーズは、スラップでは良くあるフレーズで指弾きよりも弾き易いかもしれません。

しかし続くオリジナルのベースラインは、16分音符を同一弦上で弾く事が多いフレーズなので

通常のサムとプルでは少し無理のあるフレーズですが、マーカスは


ハンマリング、ゴーストノート、プルをうまく組み合わせて使い


なんなく弾いています。

しかもその組み合わせを使う事で、原曲よりも、よりブルージーなニュアンスが出ていて、ジャコとは違うこれぞマーカス節とうならせるフレーズに仕上げています。

その他には、黒人のベーシストが多用する#9thとM3rdをトリルでヴィブラート効果を出して歌心を加えている所もありますね。

スラップはどうしても指弾きよりも弾きづらいフレーズもあるので、ハンマリングなどのベーステクニックをフルに活用し、スマートに弾けるよう色々な組み合わせを試してみると良いです。

組み合わせによってアクセントやニュアンスも変わるので新しい発見があるはずです。


もともとスラップはいわゆるファンクなどでパーカッシブなベースラインとして多用されていましたが、こんなにも


フレーズも音色も歌心にあふれた歌声のようなスラップ


をやったベーシストはいなかったと思います。



わからない所や、相談したい事がありましたら、お気軽にコメントやお問い合わせを下さいませ。


ベース講師 ベースケ(Basske)







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ベースの一覧。【音楽理論】1.音程や度数を使った数え方 - 音楽理論の本を読んでいると、必ず出てくる言葉だと思います。これが分からないと内容もあまり理解出来ないので覚えてしまいましょう!ブログでの解説にも頻繁に使用します。音程とは?音から音への距離を音程(おんてい)と言い、音程では度(ど)という単位を使って表します。基本的な音程の呼び方と、音程の種類を見ていきましょう。度数の数え方音程を数字と度を使って表すことを度数(どすう)と言います。ここでは分かりやすいように、ドの音(3弦3フレット)を基準に考えていきましょう!元になる音から、1度・2度・3度というように数えていきます。また同じドの音でも、0度ではなく、ここからを1度として数えていきます。数え方は単純に音階(この場合はメジャースケール)をイメージして数えていきましょう。ドが基準となると、ドレミファソラシドとなります。それぞれの音がドから何番目の音かを数えていきます。例えばドからミは3番目の音なので、3度。ドからシは7番目の音なので、7度。また音程にもこのような種類があります単音程1オクターブ内の音程ドが基準になると、ドレミファソラシド、1度から8度となります。複音程1オクターブ以上の音程ドが基準になると、ドレミファソラシド以降の音、8度以降の音となります。また複音程の場合は、1オクターブ3度といったように単音程と組み合わせて書く場合もあります。ベースを使って度数を数えてみよう!ここでベースを使って簡単に数える方法を教えていきます!まずはドを基準に考えていきます。ここで指板上の3弦3フレット(ドの場所)をイメージして下さい。ドとそれぞれの音の位置関係はこのようになります。

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